24/01/2015

追悼Edgar Froese

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日本でソロのツアー中ですが、とても悲しいお知らせです。
タンジェリン・ドリームのエドガー・フローゼ氏が2015年1/20に亡くなりました。全く予期せぬことで、今年もコンサートが決まっていました。去年11月にはオースラリアへ行きました。写真はメルボルンのビーチでエドガーと奥様のビアンカと撮影したものです。知らせを聞いても信じられません。
2011年にエドガーと知り合って、一緒にお仕事をさせていただくようになって、私は多くのことを学びました。クラシック音楽を勉強してきた私が電子音楽を学んだのは、全てタンジェリン・ドリームからでした。ドイツで電子音楽のパイオニアであるエドガーから、私は全てを学びました。こんな日本人の、まだ何も知らない若造にも、彼はとても丁寧に接してくれました。初めてエドガーの所に演奏しに行った日のことを今でもはっきりと思い出すことができます。クラシックの曲を演奏してテクニックが確実なことはわかったけど、君はそれ以外に何ができるのかな?とエドガーは言いました。クレイジーなミュージシャン、枠をはみ出したアーティスト、それを求めていると言いました。彼は常に新しいことを模索し、音楽を追求し、刺激のあるパフォーマーとなら年齢も国籍も関係ない、そんな広い人でした。
初めてのコンサートでの私のパフォーマンスを見て、彼は「星子を演奏家として、アーティストとして、尊敬し、信頼している。」と言ってくれました。2回目のコンサートで、彼は私にエレキバイオリンをプレゼントしてくれ、これで何ができるか、新しい可能性を追求してみなさいと言ってくれました。
最後のオーストラリア公演の前のリハーサルでは、「ミュージシャンの仕事は3つ。作曲とパフォーマンスと演技」だと言いました。ただ演奏するだけじゃなく、人を楽しませなければならないと、彼は常に言いました。
そして公演後ableton push(音楽機材)をプレゼントしてくれ、ヴァイオリン以外にも新しい可能性があるかも知れないよ?と教えてくれました。
ミュージシャンとして、アーティストとして、どうあるべきかをエドガーに教わり、恐れ多くも電子音楽のパイオニアからその音楽を学び、今の私があります。
本当に偉大な人でした。まだまだ音楽を続けてほしかった。もっと学びたかった。これ以上、言葉が見つかりません。

(in English)
This is a message to you I am deeply sorry for during my solo tour in Japan.
On January 20th, Tuesday afternoon, my boss of Tangerine Dream Edgar Froese suddenly and unexpectedly passed away from the effects of a pulmonary embolism in Vienna.
We were on Tour on last November in Melbourne. This picture is that time on beach in Melbourne.
I met him first time 2011. I was just classical music student from Japan. My electronic music experience is everything from Edgar. I learned so many things. as a musician,as a performer,all electronic music.
First time we met,he said me,
I understand your technic is perfect. But I’m interesting for more crazy people. something new things. What can you play others? What is possibility of you?
He is looking for crazy,new…everytime.
After the first concert he said me,
I’m respect you as a musician.
I never forget what he said.
He gave me electronic violin,Ablton Push,
You can find your possible. Music is not that,that you just play the violin.
I am very very respect to Edgar. never forget.
Thank you Edgar. Rest in Peace.
Hoshiko

山根星子ベルリンからペコリン

「STOPMOTION.JPは、東京のこれからを面白くしていくアーティストやクリエイティブな人々が出演する“動く雑誌+ラジオ+試聴機”のようなサイトです。出演者と視聴者が双方向に出会えるシーンの構築を目指しています。「ベルリンからペコリン」では山根星子がベルリンから、またはヨーロッパ各地から、日常風景やライブなどを生中継していきます。