18/07/2017

New release’nakaniwa’

hoshiko yamane + duenn “nakaniwa” PFCD70 2017.7.17 release
http://www.progressiveform.com

1. wandering water
2. clay and shadow
3. sacred tree
4. sympathy of the light
5. the origin of life
6. trembly the surface of the water
7. innumerable chromosome
8. shaky silence
9. fly away

Listening Sound cloud

◆『nakaniwa』アルバム紹介

本作『nakaniwa』は、ベルリン在住でヴァイオリニスト/作曲家、現タンジェリン・ドリームのメンバーHoshiko Yamaneと、福岡在住でカセット・レーベル〈duennlabel〉を主宰する日本有数のアンビエント・アーテイストduennによるコラボレーション・アルバムである。二人の邂逅は今から3~4年前ほど前に遡る。「dommuneでHoshikoYamaneの素晴らしいライブパフォーマンスを目にし」、duenn側から彼女にコンタクトを取ったのだ。意気投合した彼らは即座にファイル交換を開始。「ベルリン~福岡の間で無数のファイルのやり取りを経て、約2年越しで作品が完成」したという。

さらに本作には二人に加え、Akiko Kiyama、Taigen Kawabe、Maxwell Croyら、3人のアーティストがゲスト参加している。
Akiko Kiyamaは、Ricardo Villalobosなどからも高く評価されている世界的なエレクトロニック・ミュージック・アーテイスト。彼女も以前からHoshiko Yamaneとduennらとリリース予定のないまま「音を足し、加工しながら制作した未発表作品のサウンド・ファイル」を制作していたのだが、本作にはその音源ファイルが使用された(3、5)。
Taigen Kawabeもサウンド・ファイルでの参加である。「彼がロンドンの大学でサウンドアートを学んでいた時にフィールド・レコーディングした音源を聴かせて貰ったところ、今回のプロジェクトの雰囲気に合いそうだと感じた」のが参加の理由だ(6、7)。
Maxwell Croyは、Maxwell CroySean McCannやMary Lattimoreとのコラボレーションでも知られる琴奏者。「バイオリン以外の楽器を取り入れてみたくなった」というduennが、共通の友人であるceler/Will longを通じてコンタクトを取ったという(8、9)。

これらのサウンドを丁寧に織り上げるかのように作曲/構成された本作は、弱音から壮大な音へと変化を遂げるダイナミックなアンビエントを展開している。全9曲、まるでロマン派のクラシック音楽のような音の波を描いているのだ。小さな音に耳を拓き、音の川にうごめく無数の音たちを顕微鏡的に聴くこと。そう、このアルバムには、ディープ・リスニングへと誘う音楽/音響が、ミクロコスモスのように生成している。聴き手をミクロ/マクロの音響空間へと誘うアンビエント・ミュージックである。

デンシノオト(音楽ライター)

アートワークは、1992年に中国・四川で生まれで現在は中国とイギリスに在住、2014年にロンドンの大学で写真学の修士を取得しLCC/Photofusion賞を受賞、2015年には中国で最も評価の高い<Three Shadows Photography Award>でも受賞した女性写真家のxiaoyi chenが担当している。

all written & produced by hoshiko yamane + dune

collaborated with
akiko kiyama (kebko music) M3 & 5
taigen kawabe (bo-ningen) M6 & 7
maxwell august croy M8 & 9

art work : xiaoyi chen

山根星子ベルリンからペコリン

「STOPMOTION.JPは、東京のこれからを面白くしていくアーティストやクリエイティブな人々が出演する“動く雑誌+ラジオ+試聴機”のようなサイトです。出演者と視聴者が双方向に出会えるシーンの構築を目指しています。「ベルリンからペコリン」では山根星子がベルリンから、またはヨーロッパ各地から、日常風景やライブなどを生中継していきます。